代表取締役 大和田 直司
新入社員研修が始まって、ちょうど1ヶ月が経ちました。
毎日出される研修カリキュラムは、質量ともにハードで、悪戦苦闘しながらも
新人の皆さんは、必死でついてきてくれています。
設計の知識やCADの操作のようなスキルをマスターすることも大切ですが、
夢や希望を持って入ってきた社員だからこそ、社会人になって感じる理不尽
(理想と現実のギャップ)をどう埋めていくか、その考え方を教えていくことも
大切です。
この理不尽に悩みだすと、あまりいいことはありません。
目の前の仕事(研修)に集中し、お客様のお役に立てる自分になることで、
自分のやりたい仕事や将来への道が開けていきます。
今は、やりたいことを封印!
まずは、あれこれ悩まず、自分が必要とされるポジションを作ってください。
新入社員を短時間で、人在 ⇒ 人材 ⇒ 人財へと育てていくためには、
私が、教育するのが一番良いと考えています。
なぜならば、会社の業務を一番把握しているからです。
設計の知識から、日々変わる業界の時流やお客様の変化に対応し、
会社や社員を背負い、文字通り人生をかけて仕事をしていますので、
責任感や主体性は、申し訳ありませんが、一般社員とは比べものに
ならないと思っています。
しかしながら、仕事のやり方や社会人としての心構えを日々の業務の中で
教えることが出来るのは、やはり身近にいる上司や先輩社員です。
「仕事が充実していて、教えてるヒマがありません」と言われるかもしれませんが、
人に教えることによって、自分の知識をさらに深めることができ、成長評価に
おける「部下の指導育成」のポイントを上げる良い機会にもなります。
何よりも、部下や後輩の成長に、どれだけ本氣で取り組めるかが、
自らの信頼性の向上につながっていくのではないでしょうか。