in マレーシア

ICTグループの白取です。
今年6月から出張でマレーシアに滞在しているのでマレーシアのことを書きたいと思います。
マレーシアは、面積が日本とほぼ同じ、人口は日本の約1/4(2700万人)、時差は1時間
(体感的には2時間程度ありますがシンガポールに合わせているため1時間)の東南アジアの国で
マレー系、インド系、中華系などが暮らす多民族国家です。
公用語はマレー語と英語ですが、中華系は広東語も、インド系はヒンドゥー語も話します。
(日本人は主に英語での会話です)
親日家が非常に多く、日本語を話すことができる人も少なくありません。
首都はクアラルンプールで、ペトロナスツインタワーやKLタワーなど観光名所も数々あります。

写真1-1.jpg

また、至る所に大型ショッピングモールがあり、AEON、ユニクロ、ダイソー、無印良品などの
日本企業やH&M、Louis Vuitton、ROLEX、など海外企業もあります。飲食店ではマクドナルド、
KFC、スターバックス、吉野家などこれまた日本でなじみのあるお店がたくさんあります。
私は東南アジアの味付けが苦手なので最初は心配でしたが、上記の他にもイタリアン・アメリカン・
スパニッシュなど様々な国のレストランがあるおかげで食には全く困ることなく生活しています。

写真2-1.jpg

先日、会社の現地メンバーがマレーシア南部のポートディクソンを案内してくれましたが、
砂が日本と違い非常に細かくサラサラで、海も非常に暖かい素晴らしい海岸でした。
ただ、やはり日本人には日差しが耐えられず・・・。
日焼け止めが無いと全身大やけどになるレベルです。(私は足をやられました)

写真3-1.jpg

マレー系の人々はその多くがイスラム教徒であり、町のあちこちにモスクがあります。仕事中でも
休憩時間には毎日お祈りをするほど信仰心が深く、女性は必ずショールで髪を隠し家族以外の男性に
触れることが禁じられています。
また、豚肉などを使用していない印のハラルマークが無い食品は基本的に食べることがなく、
日本からお土産を持っていく際は注意が必要です。
(現地メンバー曰く、じゃがポックルやチョコレートなどは食べることができるとのこと)
モスクは時間によって一般にも開放されており、私も見学することができましたが短パン、ポロシャツ
だった私は入り口で止められ、”このローブを着て下さい”と係りの女性に言われました。
後から現地メンバーに聞くと、イスラム教徒以外の人は男性女性関わらずモスクに入る際は
肌の露出NGとのことで、特に脚は見せないようにとのことでした。
(もしも行く人がいれば注意してください。)
ちなみに下の写真は”総理府”と呼ばれている行政を担う建物で、ここもモスクをイメージした造りに
なっています。

写真4-1.jpg

マレーシアで私が住んでいる地域はモントキアラと呼ばれている町でコンドミニアムが多く、
私のような出張者や出向者が多く住む町です。
マレーシア国内でも治安は良い方であり、外国人が安心して住める町といったイメージです。
昔は、陸の孤島と呼ばれるほど不便な町だったそうですが、
今ではマレーシアで1番大きいショッピングモール(ミッドバレー)まで無料でバスが
運行されていたり、スマートフォンで格安タクシーを呼び出かけたりなど
時代と共に便利な町へと変貌を遂げています。
下は私のコンドミニアムから撮影したモントキアラの街並みです。

写真5-1.jpg

長々と書き綴りましたが、マレーシア人は親日的で人柄も非常に良いです。街並みも発展途上国らしさが
随所に出ており、超大型の建物があったと思えば一歩路地裏に入ると東南アジア感満載の風景に
早変わりする非常に面白い国です。
年内はマレーシアで生活する予定なので、マレーシアをもう少し満喫してから帰国したいと思います。
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